ウェットフェルト 海月羊のお知らせ

■いきもにあ2019を終えて

怒涛の『いきもにあ2019』無事終了いたしました。
自分人生過去最大の物量で鼻息荒くいきごんでの
初出展となりました。

たくさんの方に見ていただき、充実の2日間でした。
材料は羊毛ですので優しい風合いもあるせいか
おこちゃまが良い反応を見せてくれます。
反射的にすっと手を伸ばすキッズ達。
その瞬間、親御さんの『触らない。見るだけね~』
と声掛け制す、という光景が幾度となく繰り返され。
でもそのような親御さんのお子様には
触ってもいいよ。そっとね。と声をかけることもあります。
今回も持っていった『真蛸のキーケース』
2日目のほぼ終了時間の間際。
ほかのブースを回って戻ってこられた年長さん?の男の子とママ。
どうしてもこのタコのキーケースが欲しいと
真剣な表情で訴える6歳(おそらく)ボーイ!
真のタコ好きDNAをもって生まれたか
この真蛸と彼の間でのみ行われる
電気信号的なコンタクトがあって、連れて帰らねば
という使命感のみであったか。
それはだれにもわからない。

『鍵ももってないのにいらんやろ』と困惑するママ。
だよだよ。ママの反応よくわかる。

それなら、お名前と電話番号書いたカードを中につけて
僕になんか困ったことが起きた時
世の中にたくさんいるいい大人が
タコさんの中見て僕を守ってくれるから
そうしてお鞄にタコさんつけたらいいよ。
との提案すると

今までの真剣かつちょっと悲しそうだったその表情が
パ~~~~~~ッとあかるくなり
本当に嬉しそうな笑顔を見せてくれました。

なんだか、熱いものがこみ上げ、
あと一押しあったら目から水分が流れだす瀬戸際だったのを
ググっとこらえ、

ママもそれならとお許しを出し、
彼は大事そうに真蛸をもって笑顔で去ってゆきました。
ママも彼の気持ちを十分察してあげて、
単なるわがままではない彼の申し出に応えてあげた。
本当に立派で優しい方でした。

長くなったけど、タコと交信してくれてありがとう。

そして、いきもにあのスタッフの方、お世話になりました。

最後に私にラムネやチョコボールや高級菓子
カフェラテをもってきてくださったお客様&出展者の皆様、
ありがとうございました。

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