
羊毛を型に巻き石鹸水をかけながら 圧をかけていくと
徐々に羊毛同士が絡み合い、フェルトになっていきます。
これをウェットフェルトといいます。
ゆっくりと時間をかけ、
これ以上は縮まないところまで
しっかり縮絨することを
信条としていますので
とても丈夫で永くお使い
いただけます。
ちょっと変わっていて それでいて実用的?なものを
生み出せたらいいなぁ、と模索する毎日です。

2000年ころ、ウェットフェルトのバッグに出会い
その色の温かさと美しさに
強烈なインスピレーションを感じる。
以降、子育て中にウォルドルフ人形に
出会ったことで、
羊毛の手仕事の世界へ突入。
原毛を洗い、糸をつむぎ、
編むことを学ぶ。
そして、ニードルフェルトで作品を作り始める。
が、最初に出会った美しいフェルトのバッグが
こころの中に ともし火のようにずっと静かに
居続けていることに気づき、
ウェットフェルトを追求し、
現在に至ります。